第5話 自動車学校
俺は最初に付き合った人と結婚すると思っていた
親の離婚を目の辺りにして別れるのが嫌でそう思ったのかもしれない
いや、そもそも俺とは釣り合わないだろうと思うようになっていた
見た目なんか全然かっこよさとか1ミリもなく
僕のことを好きだったのも昔の話で、今はないだろうと思った
こんな見た目もかっこよくない俺のどこがいいんだろうか?
だから、僕は告白をすることを諦めた
挑戦もしないで何かダメな理由を探して逃げるだけ、そんな自分が今思えば情けない
こんな感じの俺は自分のレベルの低さに対して相手に失礼だと思いそのまま卒業へと向かった
そして、高校へ入学
男子高だったので恋愛からは遠ざかった
でも、それはそれでそれの良さがありすごい楽しい日々を送った
高2になると1年生から共学に変わった
ただ彼女を作ろうとは特に思わなく高3になってく
男だけで遊ぶのが気が楽で楽しかった
そして高3になると自動車学校に行くようになる
自車校に行ってもやはり隣にいるのは男友達
それが毎日続いた
懐かしい友達とかと会ったりもした
ある日、僕の好きだったあの人がきた‼
!!
ここの学校にしたのか
ん?
そう‼隣には彼氏がいたのだ‼